伊予灘メバル 最終戦?
先週に引き続き、今日も天気予報は快晴
終日南西の風6m吹くみたい。
厳しい一日になりそうな予感。
朝は薄曇りだったが、風が強い。
伊予灘での南西の風は うねりを伴うので正直辛い。
今日は風が収まることがなさそうなので
我慢・辛抱の釣りになりそうだ。
メバルがよく釣れる自然条件として
@ 潮の流れ ☆ほどよい流れ ★潮止まり
A 天気 ☆曇り・雨 ★晴天
B 波風 ☆無風 凪 ★高波 うねり
C 潮の色 ☆濁り ★クリアー
D エサ流れ ☆あり ★なし
ひとつ☆が★になるだけで 釣果はガタ落ちになる。
今日は潮流れは十分なのだが
天気と波風がマイナスポイント。
大漁は望めそうにないが、何とか最終戦を飾りたいものだ。
いつもとは違うポイントからスタート
アタリはポチポチあるのだが、サイズがねぇ…
今日もエサ釣りしようと思っていたが
波風うねりでドンブラコ〜
仕掛けの枝が風に吹かれてくるくる巻き付く。
さらに最悪なことに
シラサがとんでもなくでかい。
デカかすぎで ほとんど使い物にならない。
針に刺せるのは1割程度か。
この海域では船からメバルをシラサで釣る文化がないようなので
釣具屋にも小振りのシラサを置いていないようだ。
船頭さんの流し方も超攻撃的?で
サビキで釣れる早い潮を追いかけ
メバルの群れの反応の直前に船をとめ
「はい どうぞ〜」で底を切ったら 即ヒットという感じ。
シラサで釣る場合はサビキより緩めの潮で
ゆっくりとポイントに入っていく流しでないと
エサ付け・仕掛けの投入などが間に合わない。
枝1本だけシラサ仕様にして 様子を見る。
シラサに食いつくのは やはり良型。
エサをたらふく食べているのか
筋骨隆々のマッスルクロメバル。
あちこち回って拾い釣り作戦も
忘れた頃にポツン程度。
メバル凪にはほど遠く
風表に出ると、デッキに立っておれないほどのうねり
だめだ こりゃ
風に向かって走ると
ドッタンバッタン
何とか午後からの本命ポイントへ移動完了。
一流しで
シロ・アカ・トゴット・クロの珍しい4連。
釣れないことはないのだが、追い食い少なく 型もイマイチ。
風を避けて風裏に回ると凪なんだけど、釣れない…
いろいろなポイントを回って 1匹1匹拾い釣り。
型のいいメバルもボチボチ釣れるのだが
ほとんどが単発。
メバルがあまり浮いていないようで
仕掛けの下の方に付いていることが多い。
潮が大きすぎるからか、活性が低いせいか
どのポイントも 追い食いさせることができなかった。
釣れないことはなかったんだけど、
最後まで波風に悩まされ、数を伸ばせず。
自然相手の釣りとはいえ、メバル釣りは凪に限る。
今シーズンのメバル釣りはひとまず終了。
一昨年1000匹、昨年1300匹、今年800匹…
昨シーズンは数・型ともに良かっただけに、今年は釣れる日や時間帯、ポイントが限られ
釣れない時間帯が多かったような気がする。
メバル釣りは船頭さんと釣り人との共同作業。
刻々と変化する海の状況に合わせて最高のタイミングでポイントに入る技があってこそのメバル釣り。
釣果の大半は船頭さんの技量によるものと言っても過言ではない。
本日の釣果 メバル 〜28cm 51匹